アイデアが出なくて絶望した時の対処法~人間は創造を嫌う生き物~

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「アイデア空っぽ...」と嘆く私達。

創作や企画などでアイデアが突然出なくなる私達。

研究によると、これは人間の本能やからしゃあないことが分かっています。

 

アイデアが出なくて絶望した時の対処法

さっそくなんですが、アイデアが突然出てこなくなる原因って何だと思いましょうか?

例えば、文字を書いてる人にありがちなのがライターズブロックと呼ばれる現象。

アイデアを出し続けれねばならない状況がずーっと続いていくと、「思いつきそうなのに、思いつかない!歯がゆい!」っていう地獄に苛まれることがありましょう。

自分も5月からずーっと、時間に余裕があるので、創作を毎日5~10時間ほどやっておりますが、こんだけ作業してると、なんにも思いつかず手が動かないこともあります。

ほんと、どうにもならんなあコレは。

でも、上手くこの絶望的な状況をかわして、良いアイデアをどんどん繋げていくために必要な知識がありますので、そちらを紹介。

人間にとって創造なぞ不要だった

ここから大事な本題ですが、人間は創造性を嫌う本能があります。

自分が勝手に言っているのではなく、研究で確認されている現象です。

"The Bias Against Creativity: Why People Desire But Reject Creative Ide" by Jennifer S. Mueller, Shimul Melwani et al.

People often reject creative ideas even when espousing creativity as a desired goal. To explain this paradox, we propose that people can hold a bias against creativity that is not necessarily overt, and which is activated when people experience a motivation to reduce uncertainty. In two studies, we measure and manipulate uncertainty using different methods including: discrete uncertainty feelings, and an uncertainty reduction prime. The results of both studies demonstrated a negative bias toward creativity (relative to practicality) when participants experienced uncertainty. Furthermore, the bias against creativity interfered with participants’ ability to recognize a creative idea. These results reveal a concealed barrier that creative actors may face as they attempt to gain acceptance for their novel ideas.

(多分、よくわかんねえので、具体的に説明しやす)

人は創造性を何かかっこいい・クールなものとして信仰しているくせに、創造的なアイデアを拒絶する。

この矛盾を解き明かすために、私達は「人間は創造性に対しての偏見があり、不確実を減らそうとする時に起きるのではないか」と想定した。

~以下略。

人間は不確実なこと(アイデア)を認識すると、創造性に対してネガティブな偏見を持つ傾向があることが分かった。

そのせいで、自分がクリエイティブなアイデアを出していてもそれを認識できなくなる。

↑この論文によると、人間は不確実なことを嫌い、すでに結果が分かっていることを好むことが分かっています。

当然っすけど、人間の歴史で見れば、ほとんどは自然の中で生き延びてきたわけなので、これをすると危険(素手で動物と戦うのは危険・暗闇に入るのは危険)、これをすると安全(食事を確保できれば生存率上がる・この辺りは敵がいないので安全)っていう確かな判断が出来る情報のみを好むはず。

ところが、現代になっても、それが名残りとして残っていて、アイデアを生むための歯止めになってるんじゃね?ってなことを主張しております。

確かに、創作とかって需要があいまいなところも多いし、結果が未知数な部分も多いしで、不確実なことだらけなんですよね~

これをもっと分かりやすく流れでまとめると、こんな感じです。

①創造的なアイデアは新しい。

②新しいゆえに必ず不確定の要素を孕んでいる。

③不確定の要素は人を不安にさせる。

④体は闘争を求める。

➄アーマードコアの新作が発売される(某ゲームのコピペ風)。

解決策はたった1つ-創作における嫌な感情を受け入れること

「創作みてえに、くれえーてぶな作業してっと、イライラでも悲しみでもねえ、なんか嫌な感じの感情が湧き上がってくっぞ」

とお思いの方も多いはずです。

あれの正体はまさに創造を嫌う人間の本能から起こっていたんですね。

ってなわけで大きな解決策の1つとしては、人間はそもそも創造が嫌いな本能を備えていることを知ったうえで、創作活動・企画をしている時にはそれを受け入れていく必要があるってことですね。

アイデアを出そうとすると、本能的に脳が反抗しようとしますが、意識的に嫌な感情を受け入れながら、その本能を上手くかわす必要があるっぽい。

個人的には、この考え方はめちゃくちゃしっくりきますね。

とりあえず、いったんはアイデアを諦めて、脳が情報を整理できるまで休むというのも大事だったりしますが、サボったままだとずるずる先延ばすことになりかねないし、いつまで経っても完成出来ませんからねえ...。

とりあえず、アイデアが詰まるのは私達のせいではない、脳のせいなのだ!という言い訳をすることも出来るようになりますね(笑)

インプットが足りてない説もある

もちろん、この問題を掘り下げると、インプットが足りてない可能性もあります。

今持ってる情報・知識だけだと解決できないケースはたくさんあるんで、大量のインプットが必要なのはいわずもがな。

個人的には、日中だけでも、常にアンテナを張っておくのが大事かなと感じます。

毎日の生活での気づきからアハ体験が生まれたり、自分の趣味と趣味が1本の線になってアイデアとして繋がったり、意識的にアイデアを出そうとする姿勢があれば、ばんばん良いアイデアは量産されるので、後は行動に移すかどうかですね。

ぶっちゃけ、どれだけ新しいと思ったアイデアでも、これだけ情報量に溢れている現代では本当の意味で新しいアイデアなんかほぼ存在してなくて、既存のアイデアを上手いこと掛け合わせた結果、新しいアイデアが出た!って錯覚してるだけのような気がします。

まあ、すごく良いアイデアを出せた人が数百人いたとして、行動するのは10人くらいなんで、いかに早く行動するかがカギになる時代だと思います。

先に斬新なアイデアで企画した作品を出して、他の人が全く同じアイデアで企画を考えていた場合、「卑怯とは言うまいな」と言っておけばOKです(笑)