お金の仕組みを正しく知ろう[お金は誰かからの感謝]

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人間は生まれながらに金儲けに対して偏見を持っているのだ!という研究と、お金稼ぎが良いことであるたった1つの理由を解説します。

 

金儲けバイアス

どうやら人間は生まれながらにしてお金稼ぎ=悪という考え方が頭の中に組み込まれてるっぽい(※1)。

エラスムス・ロッテルダム大学の研究によると、参加者たちに様々な有名企業を見せて「この企業はどれぐらい利益を生んでいると思いますか?」と質問しました。

その結果、利益を生み出しているイメージが強い企業ほど、「何か悪いことをやって稼いでるんじゃないか」と疑われやすくなりました。

また、別の実験では営利目的と非営利目的でコーヒーを販売しているというメッセージがある企業を比べたところ、営利目的で販売している企業は「社会的に悪い影響を与えている!」と思われやすい傾向にありました。

そして、この金儲けバイアスは個人の収入・社会的地位・教養といったものとは関係なく誰にでも起こりうる現象らしい。

研究者が言っているように、世の中が資本主義で動いている限り、金儲けを否定すること自体が悪と言えそうです。

お金を稼ぐ=色んな人に価値を提供できてる証拠

マーケティングという言葉を聞くとどうも利益を追求しているような感じがしますよね。

しかし、マーケティングの本質を理解すればその偏見もなくなると思います。

その本質とはベネフィットのことで、消費者が求めている価値を理解し、提供することです。

もっと分かりやすくするためにこの3つの例を紹介します。

①ディズニーは夢の国で非日常を味わうという価値を消費者に提供しています

②コカ・コーラはスカッとさわやかな体験という価値を消費者に提供しています

③スターバックスはちょっとリッチな味わい・そこにいるだけで意識高い雰囲気をまとえるという価値を消費者に提供しています

こういった有名企業は消費者が望んでいる価値を提供できているからこそ、世の中の人々に役立っていますし、その感謝の形としてお金という利益が生み出されているわけです。

世の中が求めていないものを売っても誰も買いませんし、誰の役にも立ちません。

自己満足だけで完結するのならそれでも良いですが、「なるべく自分の作ったものを多くの人に届けて感動を与えたい」というのが大半の人が望んでいることだと思います。

つまり、お金を稼ぐことの本質は消費者が何を価値と感じているかを理解したうえで、商品・サービスを作って販売することです。

人によっては難しく聞こえるかもしれませんが、自分が物を買う時になぜ買うのか、何を価値だと感じているかを考えてみると分かりやすいです。

お金稼ぎが悪になるケースは1つだけある

ここまで読んだ方なら分かるかと思いますが、お金稼ぎが悪になるのは、詐欺まがいのビジネスです。

これは正しいビジネスとはいえません。
なぜならビジネスでもっとも大切な原理である顧客に対する価値の提供ができていないからです。
売る側は上手いことウソをついて無理やり説得させることで商品を売りつけます。
「この商品は科学的なデータに基づいているんです(くそみたいなデザインのいい加減な実験)。ですのでぜひお試しください(後で文句言われようが売れたもん勝ちや)。」

騙される方が悪いんじゃねというツッコミ

でも、そういう詐欺ビジネスも含めて世の中の経済を潤してるんじゃないの?というツッコミがあるかと思いますが、それは違うなと思います。
たとえば、1か月で10kg痩せる!みたいな怪しい広告にまんまとのせられた人がいたとします。
ノウハウ通り実践したけどうまく成果が出なかったり、そもそも体重は落ちても体脂肪がほとんど落ちずに筋肉だけが落ちてメリハリのない身体になる可能性だってあるし、そのような短期的に一気に体重を落とすようなダイエット法は確実にリバウンドします。
その結果この人は「どんなに努力をしたとしても自分は痩せられないんだ」と思ってしまい、精神的に病み、うつ病になる可能性だってあるわけです。

「もちろん騙す方が悪いけど、騙される方にも責任がある!」

と突っ込んだ方がいたら、ナイスです。

結局のところ情報化社会では正しい情報を見極めることが出来ないとカモられる可能性があるので、詳しい対策が知りたい方はこちらをどうぞ。

間違った情報の見抜き方や対策3つ -

そもそもこういった詐欺ビジネスの仕組みって何だと思う?

ラクをしたいと思っている人の気持ちを踏みにじって利用するわけですよ。
利益を追求するために、デタラメな嘘をつき、あたかも努力をしなくても簡単に結果が手に入るかのような言い方をするわけです。
で、それに釣られた人が盲目的に買っちゃうわけです。
「このダイエットサプリは1か月で3kg痩せまーす!食事制限不要でーす!」
んなわけあるかーい!そんなサプリがあればダイエットという言葉すら存在していないでしょうね(笑)

ドラッカーも言ってましたが、まずは価値を提供することに焦点を当てればおのずと利益はついてきます。

順序が逆だと利益を追求するばかり色々とやらかしてしまう可能性があります。

それだけじゃなくて、消費者に見抜かれて信用を失う可能性だってありますよね。

この記事をきっかけにお金に対する偏見が少しでも変わることを祈ります!

消費者にしっかりと価値を提供してお金を稼いでいる人=世の中の役に立っている立派な人です。

 

(※1)

http://psycnet.apa.org/record/2017-31434-001